大田原牛はなぜ高い？

大田原牛はとちぎ和牛よりも１年から２年ほど大自然に囲まれた那須の専用農場で丹念に肥育に時間をかけられている上、体に良い高密度脂肪酸、うま味を醸し出す不飽和脂肪酸を多く含んでいます。通常の和牛より長く熟成してから市場に出す、まさに肉の芸術品と言えるのではないでしょうか。大田原牛の肉質の良さは科学的にも実証されており、大田原牛は牛肉の格付けでも松坂牛、近江牛、神戸牛などと並び、最高ランクに格付けされています。
大田原牛の値段が高くなるのは肉の希少さだけでなく、飼育に時間をかけているためでもあるのです。
しかも、大田原牛は、他の肉と違って脂肪の融点が19℃であることから、口の中にお肉を入れるととろけるような柔らかさを実感することができます。
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皆さんは、幻の牛肉「大田原牛」の事をご存知でしょうか？
大田原牛とはどのような牛なのかと言いますと、とちぎ和牛の中でも最も優れた和牛である那須牛の中から年間30頭に絞り特に厳選した牛こそが、「幻の大田原牛」なのです。
年間30頭しか生産されないのですから、大田原牛が高いというのも納得いきますよね。
今度は、大田原牛がどうのように飼育されているのか、どのようなものを食べているのかを解き明かしていきたいと思います。